夢を実現したい!でもどうすれば……?

歌手であり、俳優でもある、ダイアモンド☆ユカイさんが、「この本は夢の扉を開けてくれました」と絶賛する、
謝世輝 著『新装版 信念の魔術——強く信じれば思いは実現する』(KKロングセラーズ刊)。
ダイアモンド☆ユカイさんが、若い頃、ロックスターになることを諦めかけていた時期に読んで、大いに励まされ、
数年後、夢を叶え、晴れて念願のミュージシャンとしてデビューすることができたそうです。
いったいどんな本なのでしょうか? 今回はこの本から、「願望達成への実践方法」について、ご紹介いたします。(以下、本文より引用)

 

「具体的に」「真剣に」が基本
●紙に書いて、壁に貼るといい
「有名なマーフィーの本に〝自分の願望を図形化して(願望が達成された光景を具体的に描いて)想念すれば、必ずそれが実現する〟と書いている。
しかし、自分はそんなことをしても全く効果がなかった」と多くの読者が私に質問してくる。そんなとき、私は次のように聞くことにしている。
「あなたはそれを信じて想念したのでしょうか?もし信念、あるいは信仰心がなければ、それは逆効果ですよ。
なぜなら、あなたは夢が実現したときのことを想念しつつ、同時に本当かな?そんな虫のよいことがあるのかな?と思っていなかったでしょうか。
現実はきびしいと無意識的に考えていなかったでしょうか?

もしそうなら、実際はあなたは〝それは無理だよ〟と潜在意識に刻みつけたことになるのです。
すなわち、あなたは願望を達成しようと思って、逆に〝それはできそうもない〟と潜在意識に刻みつけているわけです」
少しでも信念や自信がでてくれば、図形化して想念する、あるいは瞑想することは、願望の実現を促進する。
しかし、まだそれがないならば、それはいま述べた理由によって逆の結果を招いているのである。
それならば、まだ信念のない人はどうすればよいだろうか?
まず「○○が欲しい」と毎日何回か繰り返して、心のなかでさけぶことだ。
とにかく「強く求めること」それが宇宙の心にうえつけられていく。一回一分でも三分でもよい。
できれば「それが適当な願望であるかどうか、まず吟味してみるがよい」どうしても「○○が欲しい。
そうでなければこまる」と判断したら、毎日何回か心のなかでさけびたまえ。毎日繰り返すのだ。
もっと早く実現したいなら、紙に書くとよい。
毎日毎日一回以上、「○○が欲しい」「きっと、○○を手にいれたい」と書くことだ。
さらにできればそれを壁に貼るといい。
できるかどうかまだわからないが、とにかく自分は熱心に求めているのだ、と心にさけべ。
とにかく真剣になっていることが宇宙の心と実相にひびいていくのである。
もし祈るならば、まず自分のもっとも納得のいく神の名前を呼んで護りを請うべきである。
「観世音菩薩さま、お守り下さい」でもよいし、「キリストさま、お守り下さい」でもよい。
もし特別の宗教を信じるのではないが、大宇宙霊(実相)に気づいているなら、
「実相の神よ、お守り下さい」あるいは「宇宙根元の神よ、お守り下さい」と呼んでもよい。
なぜなら、合掌することは、霊的アンテナをつくっているのであり、
そのためによい霊に感応しやすい状態にあると同時に、好ましくない霊にひっかかる可能性もあるからである。
まず自分の心の納得のいく神のお守りをよび、その次に「○○が手に入るようお願いします」と数回繰り返して、心のなかで述べるのである。
信仰心が少ないうちは祈りの効果も大きくないかもしれない。
しかし、まじめになって祈っていることが、ひとつのステップとなるのである。
そして繰り返して述べるが、祈りの効果はその人の信念に比例してくるのである。