「怒り」を手放し、本当の幸せを手に入れてみませんか?

日本人はもともと、喜怒哀楽をあまり表に出さない国民性と言われていますが、

海外の方から見ると

「日本人はなぜいつも怒っているの?」

「日本人はなぜいつも不機嫌なの?」と感じるそうです。

 

確かに、日本人は顔の表情も乏しく、

また最近ではテレワークが進み、人と会う機会が減ったため、

ますます無表情な人が増えたように思えます。

 

また、マスクによって顔全体が見えないため、

「目元」だけでその人の印象が決定されてしまうので、

 

たとえば、眉間にシワが入っていたり、目元が険しかったりすると

「あの人、いつも怒っているよね」

「不機嫌そうな人だよね」と思われがち。

 

マスクをしているからと無防備にならず、

可能な限り、意識的に穏やかな表情をつくる

必要があるのかもしれませんね。

 

そうは言っても、未来が見えない昨今。

不安、焦り、苛立ちは募るばかり。

 

でも、だからこそ、こんな時だからこそです。

「怒らない」選択をすることで、多くのことが効率的に解決するのです。

また、「怒らない」ということで、精神的にも安らいだ人生を送っていけるようにもなります。

 

そもそも「怒る」ことは、本当にいいことなのでしょうか?

・怒ることで、交渉事が有利になる?

・相手を思い通りに動かすには、怒ることだ?

・怒ることで、自分が正しいことを証明できる?

・怒ると、気分が晴れる?

 

怒り」を手放し、本当の幸せを手に入れてみませんか?

〔文/編集者T〕


『「怒らない人」が人生10倍得をする』
植西 聰/著 本体1,050円
ISBN:978-4-8454-5128-9

造本:ロング新書

「怒り」を手放し本当の幸せを手に入れる。
より生産的で、より賢明な生き方の実現。

人間関係を円滑にし、
イライラや不満に振り回されないコツ。

「怒る」ことは、本当にいいことなのでしょうか?
①怒らないと、部下に甘く見られる。
②怒らないと、相手は同じミスを繰り返す。
③怒ることで、交渉事が有利になる。
④相手を思い通りに動かすには、怒ることだ。
⑤怒ることで、負け犬にされずに済む。
⑥怒ることで、自分が正しいことを証明できる。
⑦怒ると、気分が晴れる。
⑧怒ることで、やる気が出る。

「怒らない」ということで、多くのことを効率的に解決し
また、それを乗り越えていけるようになります。
さらに「怒らない」ということで、精神的に安らぎに満ちた
人生を送っていけるようになるのです。
大らかな気持ちを持って、かつ、いつも冷静に物事を
考えていくことによって「怒り」という感情から遠ざかり、
より素晴らしい人生を実現してほしいと願っています。

【目次】

まえがき
1章
「怒りの業」から逃れて、本当の幸せを手に入れる
1「怒る」ことは、本当にいいことなのか、悪いことなのか
2「怒りの連鎖」を断ち切ったところから、幸せが生まれる
3 怒りの感情を我慢するのではなく、我慢をなくすと怒りが消える
4「七つの我心」を捨て去れば、おのずと怒りが静まっていく
5 いつも「七つの悟り」を心がけていれば、「怒り」を静められる
6「愛情と慈しみ」の気持ちをいつも抱きながら生きていく

第2章
「柔軟な発想」で、怒りを消す
1「ウソも方便」で、相手を怒らせないですむ方法
2 性格が合わない相手へ腹が立つ時の、ものの考え方
3 周りの人たちの愚かさに腹が立ってしょうがない時の、ものの考え方
4 見かけだけで判断されて頭にきた時の、こんな対処法
5「人を怒らせてばかりいる」という人のために
6「自分の陰口」を偶然聞いてしまった時の対処法

第3章
「大きな心」で、怒りを笑い飛ばす
1「男らしくない」「女らしくない」と言われた時の、怒りの静め方
2 お店の店員に「失礼な振る舞い」を受けた時の対処法
3 交通渋滞に巻きこまれた時の、イライラする気持ちの静め方
4 ストレスから、怒りっぽくなっている時の対処法
5「部下をどう叱るのか」迷った時の、対処法
6 騒々しい人に腹が立って、集中力を奪われる時の対処法

第4章
「求めない心」で、怒りを寄せつけない
1「誰々のせいで、自分は不幸なのだ」と思えてきた時は、こう考える
2「ちっとも見返りがない」と頭にきた時の、ものの考え方
3「親しい人」への怒りを抑えられなくなる、という人のために
4 優柔不断な上司や夫に腹が立った時の、こんな対処法
5 せめて食事をしている時は、「怒る」のをやめる

第5章
「慈愛」を抱いて、おだやかな心を作る
1「濡れ衣」を着せられて腹が立つ時の、もっともよい対処法
2 ライバルに「勝った、負けた」で感情をかき乱された時の考え方
3「愚かな者」たちに腹が立ってしょうがない時の対処法
4「あの人との結婚は失敗だった」と腹が立ってきた時の、ものの考え方
5「怒りっぽい性格をどうにかしたい」という人のために

第6章
「大らかな気持ち」で、怒りを避ける
1 自分の劣等感に腹が立ってきた時の、ものの考え方
2「他人から利用されてばかりいる」自分に怒りを感じる時の、対処法
3「なぜ自分は運が悪いのか」と腹立たしくなった時の、ものの考え方
4 周りの人の「努力不足」に腹が立って仕方がない時の、ものの考え方
5「怒りっぽい人」の影響で、自分まで怒りっぽくなった時の対処法
6「自分自身に厳しい人」ほど、いつもカリカリ怒っている

第7章
「賢い知恵」で、怒りに打ち勝つ
1 言い返すことができない「弱い自分」に腹が立った時の、ものの考え方
2 忙しいことを理由に、相手にしてくれない相手へ腹が立った時の対処法
3 他人のマナー違反、ルール違反に腹が立つ時の、上手な対処法
4「すぐに思い通りにならない」ことに腹立たしくなった時の、対処法
5「お金がない」ことに腹を立てるのか、それを喜びとするのか

第8章
「思い詰めない心」で、怒りをおさめる
1 自分の不器用さに腹が立ってきた時の、ものの考え方
2「ありもしないこと」を予想して腹が立ってきた時の、ものの考え方
3 お金が「ムダ金」になった時の、怒りの静め方
4 寝る前に、怒りが湧きあがってきて眠れない、という人のために
5 仕事で行き詰まった時に感じる怒りの対処法

第9章
「感謝する心」で、怒りを寄せつけない
1 みんなが見ている前で批判された時に、怒らずに済む方法
2 人からアドバイスを受けた時の、大切な心構え
3 ひがみ根性から言いがかりをつけられて腹が立つ時の、対処法
4「怒ったこと」が、「自分が悪かった」と気づいた時
5「女は邪魔だ」と言われて腹が立った時の対処法
6 自分自身の年齢的な衰えを受け入れられずにいる人のために

著者について
植西 聰(ウエニシ アキラ)
東京都出身。著述家。
学習院高等科・同大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、心を元気づける著述活動を開始。
1995年(平成7年)、「産業カウンセラー」(労働大臣認定資格)を取得。

【主な著書】
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版社)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
近著に『迷いがすっきり消えるイソップ人生論』(海竜社)
『”魅力的な女性”になるための心の持ち方』(辰巳出版)
『満足するコツ』(自由国民社)
『迷いを一瞬で消せる「最後心」の心構え』(ゴマブックス)
『不安を消すコツ』(自由国民社)がある