こんにちは! KKロングセラーズ編集部のTです。
先日、年下上司から、
「最近、絶対気が合わないだろうなあと思う人でも
うまく話を合わせてくれるよね?大人になったよね」
と言われて、若干イラッ……。
イラッは、さておき、
私、決して大人になったわけではないのです。
自分のこと、相手のことが、「理解」できるようになっただけなのです。
その「理解」できるようになった秘訣は、
フランス生まれの、「顔」からわかる心理学
「相貌(そうぼう)心理学」
を学んだから。
日本人で唯一の相貌心理学教授である
佐藤ブゾン貴子さんがお書きになった
『フランス発 相貌心理学 運命のお相手は「顔」で選びなさい』(KKロングセラーズ刊)
によれば、
相貌心理学的に分析される、私の本性は
「すべてのジャッジは好きか嫌いか」のみ。
つまり、人間関係において、好き嫌いが全て。
しかも、思ったことを言わずにはいられない。
それが、「私」という人間なのです。
たとえば
A:気が合うけど、この企画には向かないデザイナーさん。
B:あまり好きにはなれないけど、この企画向きのデザイナーさん。
気分よく仕事を進めたいと思えばAなのだけど、
Aを選ぶと、正直、私の負担が大きい。
で、Aを選んでは、ヘトヘトになって、
結局、気分よく進められていなかったことも多々。
求めるべきは、
「私が気分よく仕事ができるデザイナーさん」ではなくて、
「この企画が円滑に進められるデザイナーさん」
つまりBの方がむしろラクができるんじゃないの?と
いまさらながら気づいたのです。
でも、その気づきがあったのは
「大人になったから」ではありません。
相貌心理学を知ったからです。
相貌心理学を通じて自分はこういう傾向にあるんだとわかったからなのです。
そして、相貌心理学を学んでおくと、
自分の傾向だけでなく、相手の傾向も同じようにわかるから、
「初対面でもこちらが一歩アドバンテージを取れている状態」になれるのです。
この人は、理想主義の思考ゾーンタイプだから、
「こういう言い方しても理解できないな」
「これを言うと喜ぶな」とか。
この人は、活動ゾーンタイプで、現実主義だから、
「夢を語るのではなく、具体的に相手のメリットを示さないと納得してくれないな」とか。
相手に合わせて、会話を組み立てる余裕が生まれるので、
円滑にコミュニケーションが取れるようになります。
そして私は「感情ゾーンタイプ」なので、
褒められること、認められることが何よりも嬉しい。
では、
先の年下上司に、なぜ私はイラッとしたと思いますか?
それは「大人になったよね」の発言に対してです。
「感情ゾーンタイプ」の私にとって、正解は、
「うまく話を合わせてくれて、偉いね」
「うまく話を合わせてくれて、ありがとう」
「うまく話を合わせられるように、努力したんだね」
などなのです。
ちなみにその年下上司は、思考ゾーンタイプ。
感情論ではなく、理論的に考える人。
たしかに、
好き嫌いで、物事を決めつける人は子どもっぽいという印象があります。
だから、好き嫌いをぐっとこらえている様子に対して
「大人になった」という感想は正解ではあるのですが、
感情ゾーンタイプの私にとっては、変化した「現象」そのものを注目するのではなく、
変化した現象に至る過程を「評価」して欲しかった。ということになります。
そんなつもりはないのに、相手を怒らせたとか、
良かれと思って言った言葉で、相手を傷つけたとか。
人間関係にありがちな「まさか」が、相貌心理学を用いれば
ぐっと減ると思います!!
〔記事/KKロングセラーズ編集部T〕
『フランス発 相貌心理学 運命のお相手は「顔」で選びなさい』
佐藤ブゾン貴子/著 本体1300円 ISBN:9784845424658
【目次】
1章 フランス発、九九%の正当性を誇る相貌心理学
2章 “顔のゾーン”で行動パターンや考え方、好みの傾向がわかる
3章 “顔のパーツ”で本当の気持ちがわかる
4章 “顔の輪郭”でコミュニケーションのとり方がわかる
5章 「肉付き」でわかる寛容性 「非対称」でわかる未来志向度
著者について
佐藤ブゾン貴子(さとう・ブゾン・たかこ)
Sato BOUZON Takako
1975年生まれ。2004年、アパレルの勉強のためにフランスに渡り、
現地で相貌心理学に出合い、傾倒。
学会長に師事し、5年の研修課程を経たのち、世界で15人、
日本人では初となる相貌心理学教授資格を取得する。
帰国後は、1億人以上の顔分析に基づく相貌心理学を広めるために、
個人セッションやセミナー、講演、マッチングなどを行う。
また、大手結婚相談所で婚活セミナーのゲスト講師を務めたほか、相貌心理学を生かし、恋愛アドバイザーとしても活躍。
フランス人の夫とともに東京・八王子でガレット店『Cafédelaposte』を経営。
著書に『人は顔を見れば99%わかる』(河出書房新社刊)がある。