【7本指のピアニスト】
8月の新刊情報

8月の新刊3冊をご案内いたします!!

(1)ジャンル:文芸・エッセイ・音楽・話題書

『7本指のピアニスト
僕が奇跡を起こせた方法』

西川 悟平:著
(ピアニスト)

ISBN:978-4-8454-2480-1
造本:四六並製

テレビで話題! 難病に冒されながらも、
懸命なリハビリの末、
7本指で再起を果たした奇跡のピアニストの自叙伝。


最悪の出来事も最高の出来事に変わる!
ニューヨークでデビュー、
カーネギーホールでの成功——幸福の絶頂から、どん底へ。
指のジストニアで、プロとしては一生再起不能といわれた彼は、
どのように逆境をチャンスに変えたのか。

【目次】

第1章「人間好き」「お祭り好き」 「バカがつくほどポジティブ」

・ピアノを習いだしたのは、一五歳のとき
・音楽ならなんでもありの家庭環境
・今津先輩がピアノを弾ける大衝撃
・楽譜が読めなかったブラスバンド部時代
・不純な動機でピアノを始める
・音大入学という不可能に挑戦
・猛練習の日々
・「聴音嫌〜」
・目標達成!
・夢は演奏のできるピアノの先生
・さらに上にいく練習法
・ピアノオタクでお祭り好き
・音楽大学の試験に合格
・誰よりも喜んでくれた祖母
・四年制大学への編入試験に失敗
・コンプレックス
・練習してるのになぜ弾けない?
・チャンス到来
・質問の嵐が好機をもたらす
・無我夢中でこなした前座
・和菓子屋の店員にニューヨークへのスカウトが
・行ったらええやん!
・渡米に向けて準備

第2章 アメリカンドリーム
・夢のニューヨークに到着
・世界中から最高の才能と腕を持った人々が集まるところ
・レッスンの内容は金づちで頭を殴られる衝撃の連続
・「自分しかできない表現を見つけなさい」
・「ありのままの自分で演奏しなさい」
・派手な演奏から脱皮し、滑らかに音をつなげるレガートタッチを練習
・音量を上げずに、しかしうしろまで響く音を出すこと
・指慣らしも心の準備もないままでの抜き打ち演奏
・「リンカーンセンターで演奏会」のサプライズ
・「必ず、きたチャンスは逃がさず掴むこと。まずはやってみるんだ」
・夢にまで見たニューヨークデビュー
・結果は大成功
・練習とレッスン、そしてコンサート。 ピアニストとしてのキャリアも順調
・超一流ピアニストたちと会えた!
・夢と希望に溢れて、キラキラとして幸せな時間だった

第3章 幸福の絶頂からどん底へ
・積み重なるプレッシャー
・またもコンプレックスの暗雲が
・わりばしが割れるほど、指が意志とは関係なく内側に曲がる
・「じゃあ、さっさと日本に帰ったら?」
・ジストニアの発症——「プロとしては一生再起不能です」
・自殺未遂
・「夢はあきらめたらアカンねん!」
・アメリカでジストニアの治療を受ける
・超貧乏時代
・職を転々とする
・もう一度舞台に立とうと思ったキッカケ

第4章  再び夢へ
・ピアノ教師の職を得る
・マンハッタンで一人暮らし
・あまりにも学んだことが多かったアパートメントホテルの仕事
・『チューリップ』の演奏から得たヒラメキ
・ 指遣いなんてどうでもいいんや。動く指だけで弾けるようになろう
・ブラッドショー先生の死
・五本指で演奏できた!
・テクニックではなく、音色で勝負する
・大ピアニストに、大阪でのコンサート出演の直談判
・プロデューサーになる
・オクサナ先生からの花束を抱きかかえて、母は泣いていた
・リンカーンセンターでオペラに出演
・ピアノの名門ブランドに飛び込み営業
・強気の交渉
・憧れのスタインウェイホールで復活
・母の死
・復活のきざし
・初心者にもプロにも効果的な練習法
・初の七本指演奏
・本場ヨーロッパからブラボーコール
・大阪でのリサイタル
・ジストニア発症後、初のリサイタル
・オクサナ先生のレッスン
・コンクールでの孤独
・もし一位を取れるなら
・カーネギーホールでの歯抜け事件
・米日財団への参加
・ニューヨーク市長公邸での公演
・ジストニア財団との活動

第5章 絶対、前向き!
・悟平流、ピンチの抜け方
・隣人の話
・泥棒の話
・ホームレスのおっちゃん
・偶然の一致
・偶然の一致 その2
・小学校の先生との約束
・亡きアメリカ人青年との出会い

著者について

西川 悟平(ニシカワ ゴヘイ)

ニューヨークを拠点に活動し、
カーネギーホールなどで聴衆を熱狂させているピアニスト。
輝かしいキャリアの途中で、 突如ジストニアという
難病に冒されながらも、 懸命なリハビリの末、
7本指で再起を果たした奇跡の音楽家。
ようやく動かせるようになった7本指の演奏は、
魂を揺さぶる唯一無二の演奏を奏でるようになっていた。
公演で世界を飛び回る傍ら、 PanasonicのCMや
映画『栞』の主題歌に起用される。
2019年にはベストドレッサー賞を受賞するなど、
今、世界中から注目を集める。

(2)ジャンル:文芸・エッセイ・心理学

『覚悟の準備』

松野 正寿/著
ISBN:978-4-8454-5145-6
造本:四六並製

いつか男はどこかで覚悟を決めないといけない日が来る。

愛する人を守る為に、大切な子供達を支えていく為に、
次世代にバトンを渡す為にも。


自分に変化を与えていく必要があります。
難しい事は1つもありません。

昨日の自分を1ミリずつ超えていく事です。
これが覚悟を決める為の準備に繋がっていきます。

つまり、覚悟を決める自分になっていく為には、
自分にとっての当たり前の基準を上げていく事です。

自分にとっての当たり前が増えていけば、
自分に対して強制的な変化を与えずとも
誰からも見ても魅力的な自分になっていきますし、
男としての器も大きくなります。

そういう自分に成長していく事で
覚悟を決められる自分が作られていくのです。

昨日の自分を1ミリでも超えれば、
毎日が新しい人生をはじめる事が出来ます。

【目次】

まえがき
女性は偉大な存在だからこそ、いつも男の器を試している

1章 あなたは男としての役目を果たしていますか

大切な存在そのもの、女性を守るのが男の役目
「いつもありがとう」が相手の存在意義につながる
お互いの「幸せ」がどこか、すり合わせる努力が必要
距離の取り方を大事にしていけば調和が生まれる
自分をコントロールできるのは自分しかいない

2章 自分の使命は何なのか考えてみませんか

全く気づこうとしなかった僕に、天が与えた使命転換の合図
目に見えない部分を綺麗にすることから心がけていく理由
足し算と掛け算の生き方の違いで人生は大きく変わる
思考習慣を生み出す重要性とは?
人が喜ぶ当たり前の基準を増やしていくことが大きな成長へとつながる
昨日の自分を一ミリ超える考え方
心のステージを一段ずつ上っていくこと
誰でも自分の使命感は見い出すことが出来る

3章 必要なのは貢献感で生きること

自分は何者であるのかを先に知る必要性
マイペースな生き方で良いと言われるのには裏がある
今を生きる僕たちに必要なのは、「貢献感で生きる」こと
目的と目標の違いを明確に知ること
なぜ面倒なことを先に終わらせた方がいいのか?
信用を信頼に転換させていくためには「自分の名前」で生きること
過去の清算と未来貯金

4章 自分を奮い立たせるもの、勇気を与えるもの

時間を生み出す自分になるために本を読むこと
本を読んでいけば「生きる指針」となるメンターが見つかる
一冊全てを読まないといけない、という固定概念は必要ない
知識や経験で相手を追い込んだり傷つけたりしないこと
大切なのは、今をどう生きているのか
他人から見たあなたは誰もが「特別な自分」
変えないことも、変えることが出来るのも、自分の意味と行動次第
不安は悪い感情ではない。だからこそを与えてくれる行動の種

5章 相手を変えるより、自分が変わる方が早い

相手に期待しないことからはじめることが自分の成長につながる
物事や現実の受け取り方を変える柔軟性を持つこと
完璧主義者ほど自分を許すことを優先させる
人間だからこそ、愚痴や弱音はこぼしていい理由
人それぞれ違う幸せの定義。本当の幸せとは何か?
幸せの分母と満腹中枢を増やしていくこと
自分が存在することの認識を履き違えないこと
コロナ禍における「自分への正しい投資」のやり方

エピローグ
「今に感謝」といつも思える自分を目指して生きていく

終わりに

著者について

松野 正寿(マツノ マサトシ)

(株)感動集客 代表取締役
メンタル心理カウンセラー
アドラー流メンタルトレーナー
アンガーコントロールスペシャリスト
行動心理士
マネーライフプランナー
介護コミュニケーションアドバイザー
その他多数の資格を保有。

大手家電メーカーを退職後、
WEBコンサルティングで起業。
個人サロンの店舗集客をはじめ
各中小企業のネットコンサルを行い、
売り上げに大きく貢献。
全日本SEO協会認定コンサルタント
個別コンサルティングは
現在も200人が予約待ちの状態。

著書に、
『ネット集客でお客様を集めるには
どうすればいいですか?』
『命の時間』(ともに当社刊)がある。

(3)ジャンル:新書・怪談・怖い話

『本当にあった怖い話 怪異譚(かい い たん)』

河越 龍子/著
ISBN:978-4-8454-5144-9
造本:ロング新書

おうち時間で肝試し……身の毛もよだつ20のお話。
皆さんもくれぐれも悪い霊にはお気をつけください……。


憎しみを持って現世に残っている霊体は
極めて危険である。
ふつうの人間は、
霊の姿を見ることも、
話すこともできない。
だが、霊は人間の姿が見え、
その会話を聞き、時にはとり殺そうとする……

【目次】

●祖母の予知夢
もんぺの姉さんがいる
誰かが火に焼かれる夢
この世の常識では、測れないもの
決定的なことが起こって
祖母の結婚と予知夢
株の下落が原因か
スーパーおばあちゃんに変身

●父の死
もうあかん、全部俺が悪い!
文集に載った作文
不気味な絵
祖母の家に泊まる
踊り場の父
お父さん、死んではる
葬儀前夜に
心不全では なかった
本当に怖いこと

●とある部屋の奇妙なお話
二人の中国人
明け方の電話
地震があった場所
人の気配
赤い靴を履いた女性
ありがとう
今ハ怖クナイ

●鰻獲りの怪談話
お盆が来ると思い出すこと
山椒団子を田んぼに投げ込む
江戸の鰻怪談

●自分を守る方法
憎しみの感情が苦手
霊体が信号待ちをしている
自分を守る方法1思い出さない・ 近づかない
信号に引っかかる
自分を守る方法2相手にしない
腕が赤く腫れる
失血死した人?
車にひかれる夢

●コテージの怪しい足跡
長い髪の毛の束
足跡
ミミズバレ
ベランダの窓に人影
許さない!
藁人形
結末

●引き寄せの法則
お寺で、夜の警備
白い着物姿の女性
怖い霊体験
史料館の幽霊
ラップ音?
怖い納骨堂
天井に黒い女の姿が
後ろ向きの住職?
扉の 内側から……!
霊はかわいそう
引き寄せの法則

●警備夜勤での恐怖体験
百貨店での夜勤
キャップが飛んでいく
玩具売り場で
霊感のある後輩社員
いわくつきのフロアー
ただならぬ嫌な気配
霊の通り道

●向かい鏡
霊的な人
カラオケに行く
長方形の紙
無数の手が?
天井を見てしまった
霊道を開く向かい鏡
建物が消えれば、怨念も消えるのか?

●犬鳴きトンネル
心霊スポット
旧トンネルに肝試し
入り口
トンネル奥から聞こえる女の声
トンネルの中

手形

●プール
更衣室のチェック
女性のイジメ?
床が濡れる現象
心霊現象?
後ろから抱きつかれる
あなたも道連れに
一三日に来て一六日に帰る?

●事故物件の怪
引っ越したい
破格の物件の提案
なにも問題ない?
違和感?
物干し竿が変!
実家に戻る
大きな物音
事故内容

●峠の怪
穴場
パッシング
車の上に人を乗せて

●体を乗っ取られる
茅葺き
藺草刈り
四〇年ぶりの再会
勘違い?
私が変人?
インプラントされているかも
悪質な何か
ウオークインではないか?
異質な魂が、肉体を乗っ取る
権力構造が変わる

●偕老同穴
海辺の家
インディアンの風習
牧師が、使者の棺に倒れ込む
偕老同穴
民話の中の偕老同穴
妻が学んだ教訓
女と男の、対のエネルギー

●橋の怪
橋を描く
橋姫
箱を開けたら
橋を守る美しい女神

●江戸の夏の怪談
王子暮らし
麻布小町、お梅
波に千鳥の模様の振袖
ひそひそ声
帰 らぬ人に
振り袖の怨念
明暦三年の大火
妻の父母の命日

●幽霊の掛け軸
修学旅行でおこったこと
タイムトリップ
霊体験
幽霊図
八坂の塔は聖徳太子の創建による
飛び降り女
聖徳太子、大好き

●帰ってきたおばあちゃん
おばあちゃん
小型犬ミク
溺愛
マグロたたき丼を残さず食べて、発作を起こす
階段を誰かが上がってくる
お婆ちゃん、息を引き取る
帰ってきたおばあちゃん

●あなた、もしかして
生まれてから三歳までの記憶
着物にミルクを吐く
一枚の写真
三人称的 浮遊……?
祖母のふしぎな能力を譲り受ける
能力開眼
どうして私?なの
姉にも同じ能力が

著者について

河越 龍子(カワゴエ リュウコ)

早稲田大学ロシア文学科卒の本人とその妻。
小泉八雲の研究家。