土居 豊[内容紹介]「性」と「暴力」で読む村上文学。若者のバイブルとなり純愛ブームを巻き起こした『ノルウェイの森』、世界的な評価を得てノーベル文学賞の候補にも挙がった『海辺のカフカ』、今世紀最大のベストセラー『1Q84』。進化し続ける村上春樹の世界に、一歩近づく!さらに踏み込む!!ここ数年の村上文学は、「性(セックス)」と「暴力(バイオレンス)」の描写が溢れている。初期のころのおしゃれな印象の強かった作風から想像もつかない変化がみられる。肉食から草食へと時代が変化している中、なぜ、いま、あえて逆行するのか?具体例から検証する。第1章 村上春樹の暴力と性描写は本当に過激か?第2章 村上春樹をバイオレンスで読み解く第3章 村上春樹をセックスで読み解く第4章 村上春樹の性描写で解読する第5章 村上春樹のエロスとタナトス第6章 【エロスとタナトス/井戸を掘ること~ 『1Q84』ブック3解読】 [著者紹介]1967年大阪生まれ。大阪芸術大学卒。2000年、村上春樹論の連載で関西文学選奨奨励賞受賞。同年、評論『村上春樹を歩く』(浦澄彬名義/彩流社)刊行。2005年、音楽小説『トリオ・ソナタ』(図書新聞)で小説家としてもデビュー。2009年、評論『村上春樹を読むヒント』(KKロングセラーズ)刊行。同年、評論『坂の上の雲を読み解く! ~これで全部わかる、秋山兄弟と正岡子規』(講談社)刊行。村上春樹論や司馬遼太郎論などの文学講座や文章力・物語力セミナー、大学での講義も行っている。
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