大鵬一流とは自ら一流とは決して言わない。 そこに、奢りはなく、常に謙虚でいるものだ。稽古という基本を日々、体にしみ込ませて体得しながら、積み重ねることが一流への条件である。大鵬は相撲で残した実績はまぎれもなく超一流。しかし大鵬の口から一流の言葉は決して出てこない。相撲を辞して、還暦を過ぎても「まだ自分は未熟だ」をしきりに繰り返すだけ。本書は大鵬の生きた相撲を通して「人としての一流とは何か」を相撲人生の軌跡を辿りながら紐解く!一流とは奢らないこと出生と樺太からの引き揚げ営林署から相撲界入り壮絶を極めた荒稽古横綱への厳しい道横綱昇進とその後ライバル・柏戸関がいてこそライバルたちとの戦い人間・納谷幸喜として自然体こそが大鵬型横綱とは神と同格引退を覚悟した日脳梗塞と日赤血液運搬車相撲界へのメッセージ相撲道とは何か 大鵬第48代横綱・大鵬(本名:納谷幸喜)。現在、相撲博物館館長を務める。昭和31年初土俵、34年十両入りし大鵬と改名。35年新入幕し、同年優勝、大関に昇進。36年名古屋場所に優勝し、21歳3ケ月の史上最年少(当時)で第48代横綱となる。2回の6連覇や44年の45連勝(史上3位)を達成し、「巨人・大鵬・卵焼き」の流行語を生んだ名横綱として活躍。46年夏場所で引退。優勝32回(史上最多)、通算746勝144敗136休。敢闘賞2回、技能賞1回。同時期の横綱・柏戸と共に柏鵬時代を築いた。44年一代年寄を認められ、47年独立して大鵬部屋を興し、後進の指導にあたった。55年からは相撲協会理事も務め、のち指導普及部副部長。平成16年女婿の大嶽親方に部屋を譲り、大嶽部屋の部屋付親方となる。17年夏場所後、日本相撲協会の定年を迎え、相撲博物館館長に就任した
54 「もう、投げなくていい」からの出発
歌集 阪神タイガース 虎にしびれて
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