松原英多第1章 長寿は勇気と工夫の証拠 日本人の平均寿命はダントツ世界一長生きを望むのは自然の欲望長寿は努力の末に得るもの寿命を左右する五つの直接原因とは?すべては細胞内の栄養で決まる血液の流れをよくすれば長寿につながる一〇〇歳を越えるまで思う存分働く「価値あり老人」に生前贈与するな。間違いなく施設行きか放置される長生きをしたいという本能に素直であれ人間は戦う動物である「長生きしたい」と口に出せば、脳はその気になる第2章 年齢なんて不詳でもよい 人間の寿命の限界は一二〇歳らしい新産児死亡率の高さが、平均寿命を短くした長寿の秘密は、生活環境の向上にある七〇歳を越えたら「年齢不詳」でよい仕事の量も、若い頃と同じようにこなせ見かけヤングルックこそ長寿の第一歩もっと高齢者の購買力を引き出せ高齢者は高級嗜好である。高級族なのである長生きの絶対的条件は、心地よい生活身を飾る心の余裕が長寿につながる第3章 何ごとも実行と継続 実行と継続なき予防法は効果ゼロ脳トレ本も買っただけでは利口になれない四〇年を超える講演活動で愕然とした事実意識を加えれば工夫が生まれる中年からでも遅くない小さい芽の時期につぶすなら小さな努力で足りる第4章 立つ、歩く、握る、話す、噛む、を鍛え直せ ヒト族は五つの力を最大限に活用して猿人から離脱した老化で失われる五つの力をとり戻す①立つ力を鍛える立つことで情報が増加し伝達速度が速まった立つ・座るはまさに毎日のウエイトリフティング直立姿勢を保てるのは体を揺らしながら重心を調整しているから体が揺れれば筋肉が動いて血行が良好になる立つことは間違いなく全身運動であるふらつき・ヨタヨタを改善しよう座っている時間が長いほど寿命が短くなる揺れる電車で立ち続けるのが効果的な運動法②歩く力を鍛えるお尻の筋肉が歩行の安定と長歩きを可能にした「血圧が高めですよ」を合図に、歩く速度を速めよう楽しみながらのウォーキングが脳を活性化する「イチニ、イチニ」と号令をかけ、速く歩く速度の遅い歩行はカロリー燃焼と膝障害を回避する足の指で床を掴むようにゆっくり、しっかり歩く速歩と通常歩行を繰り返すだけで一〇歳は若返る③握る力を鍛える握力が我が身の安全を守っている握力五キロ増で、死亡率は男女とも約一割減少しっかり握れば脳は大満足。賢脳間違いなし日常生活で「つまむ力」の強化も必要④話す力を鍛えるおしゃべりのなかから進歩が生まれ、改革の知恵が発生した口をしっかり閉じることが心の緊張につながり脳を覚醒する体形は心の容器、脳は言葉の容器口角が「へ」の字に下がったたらすぐ、一文字に口を大きく開閉する運動を一〇~二〇回繰り返す新聞を大きめの音量ではっきり声を出して読む⑤噛む力を鍛える噛む力こそ唯一無二の生き延びる方法噛む力は体重と同じよく噛むと、すごい利点がある軟食を避け一食一品だけ硬めの食品を組み込め一食の咀嚼回数、一五〇〇回を目安に食べ物を大型にカットし、奥歯で噛む意識で食べるよく噛めば免疫力が高まり、老化が防げる歯欠損を放置すれば、寿命は縮まるしっかり噛むだけで、生きいき生きられるよく噛めば視力・聴力が改善するよく噛めば、天然の顔面マッサージにもなる咀嚼行為で体の柔軟性を取り戻せ第5章 動く体に寝たきり老人なし 意欲をなくす「痛み」小さな痛みであっても、ただちに消すべき術後安静を無視したスポーツ青年の経過は数倍も良好だった恐ろしきかな、寝たきり老人という「廃用症候群」廃用症候群とは運動器・循環器から精神の障害まで予防は体を動かすこと慢性的に続く痛みがあれば、まず動いてみること家庭内の小動きでも運動効果が上がる「動けるが滑らかでない」はロコモ症候群初期ロコモ症候群かどうかチェックしてみよう若さの証拠・滑らかさは訓練次第で何歳からでも可能第6章 肉中心の食事が絶対必要 「食べなければ死ぬ」が大原則 食欲さえ十分ならガンも恐れることはない自立度の高い超百歳者には肉食が多い老人は通常の生活をしているだけで大仕事をこなしている高タンパク質・高カロリーの肉中心食が絶対的に必要肉類のアルブミンは最も重要な可溶性タンパク質真の長寿食は偏食せず、栄養バランスの取れた食事幅広い栄養素は、あれも食べる、これも食べるで実現肉類に対する誤解最新研究では魚類中心の食事より肉類をおすすめ第7章 仕事のための余力を惜しむな 長寿の妙薬は活発な仕事賢脳五本柱が揃って仕事に向かえば敵無しの状態知恵の「前頭葉」さえ決まれば大丈夫「欲と二人連れ」でこれまた怖いもの無し「さすがだね、やはり昔取った杵柄だよ」余力を残す装置は、中高齢者ほど強くなる評価ある仕事のために余力を惜しむな見よ、八〇歳でパソコンも駆使する高齢者による葉っぱビジネス「仕事がなくてね」は「工夫がなくてね」第8章 一〇〇歳まで完璧な頭脳でいるために ①脳内の血液循環量を増やせ脳を良い畑状態に保とう脳を良い畑にする三つの現象脳内の栄養補給を充分にする豊富なブドウ糖の補給が絶対に欠かせない脳内での酸素消費が減少すればボケ地獄に落ち込む認知症症状と脳血液循環量の減少は平行関係にある「良い畑」と「覚えよう」との意欲で記憶力は必ず向上する②咀嚼回数を増やせ咀嚼回数を増やせば、脳の血液循環量は増える脳循環量は噛む度に増える③ブドウ糖というエネルギーに注目食事回数と脳の活躍度は平行しているブドウ糖は脳の唯一無二のエネルギーである朝寝ぼけがちの人は、脳内・肝臓内のエネルギーゼロ状態巨大量を誇る皮下脂肪からブドウ糖は合成できない脳のエネルギーゼロ状態を救うのが朝食④早寝、早起き、正しい生活リズム早めの定刻起床は、問題の一切を解消する熟睡は働き者のご褒美、不眠は怠け者の罰正しい活動リズムこそ、寿命を越える長寿への早道⑤正しい姿勢で酸素を十分取り込め大量の酸素取り入れには、立位の良い姿勢作りが第一視線を正しく前方に向け、自然体で立つ正しい姿勢で深呼吸し、大量の酸素を取り込め座る姿勢は、大型の座布団を二つ折りして良い姿勢は酸素取り入れ量を増加させる心の老い防止の最高の妙薬は「欲」である
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