弘法大師空海「新十住心論」心を磨く心を満たす


IE004

弘法大師空海「新十住心論」心を磨く心を満たす  (IE004)

定価(税別)
¥952
販売価格(税別)
¥952
在庫状態 : 在庫有り

池口 恵観

序章 人は人となり、磨いて仏となる

どうしたら多くの人たちに明るい光を取り戻すことができるか
託された密教を最初からたどっていく
インドの混沌から生まれた密教の多様性
殺伐とした世に生きる人々をどうしたら救うことができるか
人間の苦しみの一つが病気
人間をとりまく自然の中にある病を癒すもう一つの要素
迷いの中にいることを教えるところから始まる『十住心論』
生命は網の目のように広がっている結び目
迷いの世界の塵を払って帰るべき道を仏は示して下さる
壮大な宇宙観を持つ密教の中に、一人の人間を導く教えがある


巻一 異生羝羊心
一章 自分の心が闇にいることを知る

地獄・餓鬼・畜生の世界
雄羊のような欲望ばかり追いかけていれば、苦しい思いをするのだよ
その果ては「貪り、瞋り、痴さ」に行き着く
目をそらさず、自分がどんな欲望に迷っているか知ろう
地獄に落ちなんとする人間を救おうと立つのが不動明王
我が身を律する剣と綱を持って迷いの世界から抜け出すように
激しい荒波の中で行く手の波を切る不動明王の強い力
大日如来は密教を開いた祖
我が内の仏さまに合掌しながら日々を送る


巻二 愚童持斎心
二章 善き心の兆し。御仏のもとに帰る旅の始まり

春雷に遭って殻がはじけ、時雨の恵みを受けて芽を出す
善い種は発掘して手をかければ花を咲かせる
どんな人にもある喜びを分かち合いたいという気持ち
生命が喜ぶとき、それが布施
心を育てていくための修行「三帰・五戒」
人として、この世に生まれてきた喜びを生かして生きる指針「十善」
仏性が目覚めて満たされれば、御仏の光が外に輝き出す
お大師さまの説く「王」の道
天が荒れれば国土が荒れ、人の心は沈み、追い詰められて爆発する
森に覆われている日本列島が秘めている生命力を今こそ、大切に思うとき
信じることを互いに積み重ねていって、平和を実現させよう


巻三 嬰童無畏心
三章 祈りの心に目覚める、その初心が天界の道に通じる

誰でも願う、幸せな気持ちで暮らしたい
苦しめば御仏も苦しみ、慈悲を感じれば共に感じている
気持ちが良ければ、子供でも善を修めて地獄を抜け出そうとするのが真理だ
清らかな心を素直に喜べるとき、初めて自分の仏性と出会う
バランスを保ち、罪も福も我を忘れて貪ってはならない
天の教え、人の教え、それ以外の迷いにさえも真理が含まれている
瞑想は安らぎの精神世界に至る修行
自覚する自分の心を深く知る
護摩行と瞑想とは「即身成仏」という究極の教えに行き着く
瞑想は内なるわが世界、御仏の世界を照らし出してくれる


巻四 唯蘊無我心
四章 自我の実体は実在しないことを知る

メディアを通じてさまざまな教えに接する時代
教えを聞いただけでわかったつもりになってはいけないよ
大切なのは物事をしっかり見ること
自分という存在は物体だけのことではないとまずは知りなさい
この世の幻を知るためのたいせつな五つの修行
まず自分の生きているリズムを取り戻せ
物体は消えるが生命は永遠の存在
自分の覚りだけの世界にいる限り、本当の覚りには到れない
声聞と縁覚とを畏れるように
他の生を生かすために自分をも生かす。それが「自利利他」の教え
あなたのためにすることが、私の充実


巻五 抜業因種心
五章 一切のものごとは因縁によってなることを体得する

空っぽだった心がついに光に満ちた世界へと到達する成長の道
物事の結果は必ずや自分自身の中にその原因がある
人と人のつながりを忘れたり見えなくなってしまうと迷路に入り込む
苦しみを受け入れる大きな心を育てることが煩悩を超えること
物質ばかりにとらわれている荒れた心を癒すものはお大師さまの教え
極楽に生きるのは心に仏さまの世界をはっきりと持っている人
自分の中心をしっかり安定させると、ほかは自由に動く
自分で得たこと体験したことにこだわっていては次の段階に進めない
独りよがりで悟ったと思い込んでいる孤独な生命を救う真言
コミュニケーションは「生命の呼吸」
信じて信じて信じて、道は開ける


巻六 他縁大乗心
六章 すべての生命に愛の心を起こすことで大いなる慈悲が生じる

他人を思いやる心、いたわる心を育てる
階段をなかなか登れない人がいるとき、待ってあげますか
自分だけ極楽に行こうとしても、仏の世界には入れない
お大師さまが説く「自利利他」の教え
よいと思うことも執着すれば心を曇らせる
「邪気をなくし、仏の前で完璧に純心になることだ」
菩薩の心となる「四量四摂の行」
楽を与えて苦を取り除くのが御仏の救済
いちばん大切なことは「慈悲の心」
共に生きることこそ生命が活き活きとできる真理
心のはたらきによって、生命の行方が決まる


巻七 覚心不生心
七章 この世のあらゆるものは幻であることを知る

ここは、生命の本当の世界ではないのだよ
人間はエネルギーなんだ、と考えて生きればもっと楽になる
見えるものだけで生きているのではない
「虚しく往きて実ちて帰る」
御仏に向かって心を開くことこそ空
もろもろの存在は光明である
お大師さまの説く「不」の教え
この世が幻であろうとも、生きている限り身口意をフルに回転させなさい
一心不乱に真言やお経を唱えていれば、宇宙のリズムと同調できる
「空はすなわち仮有の根なり」


巻八 一道無為心
八章 生きとし生けるものすべての心と身体は本来清らか

宇宙は生命の故郷
あなたも私も仏さま、すべては宇宙のなかにある
光と闇があることを知って生きる
光に向かって一歩を踏み出せば、光はさらに大きくなる
最も近い隣国の指導者へ弔意を表すのは当然のこと
迷いも覚りも我が心のはたらきである
一つは多いこと、多いことは一つである
手を叩いたとき、どちらの手が鳴ったのか
合掌は御仏と我とが一つに成る姿を表す
人を拝む人は人に拝まれる
良い心で受け入れることで光の未来が開ける


巻九 極無自性心
九章 迷いの波が静まらないから、自分の心を悟ることができない

最後の一瞬まで初心なのだ
ものごとは、手に入って初めて「実現」したことになる
心は仏さまがおられるところ、想像もつかないほど偉大なもの
心に自分の「敵」を作っては、最後の胸突き八丁は越えられないよ
「いのち」は個々の「命」を生かし生ききるもの
他人の喜びをわが喜びとすることで、自分の喜びが増す
ほんとうの心とは、異なったものを受け容れる無限の大きさがある
慈愛が智慧をたすけ、智慧を慈愛が潤す
祈りの心をもって日々生きていけば願いを成就できる


巻十 秘密荘厳心
十章 宝の庫の扉が開いたとき、思いもよらない我が心の大きさを知る

密教は肯定の教え、捨てずに生かす教え
「生病老死」の四つの苦しみをどうしたら癒すことができるのか
心の有り様を変えていくことで抜け出すことができる
人間は誰もが大日如来から分けていただいた「超能力」を持っている
苦しみは、じつは御仏の世界に導く祈りの種
心とは本当の自分が住む場所
生命、宇宙の本当の姿を理解することで仏さまの世界にたどり着ける
身体を動かし、考え、心を動かして初めて生命は輝く
先祖供養とは先祖が伝える旅の道しるべを教えていただくこと
本当の生命に触れるということ
行によって得た仏性を分かち合って安心の道を開いていく
その一瞬を見失わないために、全力を挙げて生きよう


終章 闇を見るところから明るい明日への道が開ける

お大師さまの文章の響きが胸に届けば、仏への道が通じる
「平和の巡礼」の祈りに神様が応えて下さっている
宗教界からの提言「自然との共生」
地球再生の曼荼羅が、いま描かれようとしている
一瞬の積み重ねが連続の本質であり、流れの本質
煩悩を知ることが仏さまと出会う第一歩
お大師さまの「心続生」と重なる『奇跡の脳』
我が身のありようを知ることが悟りを知ること
教えの言葉の厳しさを感じるほど、込められた慈悲の温かさが伝わる
自分の幸せから社会、国家、世界と、大きく祈れば大きく願いは叶う

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